2014年1月15日水曜日

ファンカラティーナって響きがいーな



ファンカラティーナはイギリスで80年代に生まれた、ファンクとラテンを融合した音楽といわれています。みんな大好きHaircut 100とかCulture Club(あくまで初期)をはじめ、Modern RomanceCaptain Sensibleなど様々なアーティストがファンカラティーナな名曲を残しています。書籍でも振り返ることができて、2011年に発刊された80's ROMANCEというディスクガイドが面白いです。モッズ・ニューウェーブとサマー・オブ・ラブの間に挟まれた80年代の音楽。ファンカラティーナに限らず、この時代の音楽はポップで大好きです。

で、今回ファンカラティーナについて書いたのは「しあわせになろうよ / 嫁入りランドとプロポーズ」という曲に触れたことがきっかけでした。2013年リリースでフリーダウンロードもできますのでぜひ聴いてみてください。
嫁入りランドと、オノマトペ大臣+THAMESBEAT(!)の「プロポーズ」との共作で、ホーン全開の素晴らしいトラックと共に昨今わりと珍しい男女でのラップが聴けます。その歌詞(リリック?ヴァース?)に「ラジオから聞こえる ファンカラティーナ/ズレた口笛が あなたらしーな」ってところがあって、その歌詞(リリックなの?ヴァースなの?)を口ずさむたびにウキウキしてしまいます。
そう、誤解を恐れず書けば、ファンカラティーナという言葉には、ひとをウキウキさせるチカラがあります。そういう言葉は多かれ少なかれ誰しもが持っている気がするし、性格も出て面白そう。いろんなひとに聞いてまわりたいですね。

嫁入りランドはジオラマブックス発の自主制作漫画雑誌「ユースカ」2号で、スカートとみゆとと(嫁入りランド) feat. mochilonという形で音楽を担当しているようです。他にもokadada feat. 鴨田潤(イルリメ)も参加しているようで、どんな音楽なのか楽しみです。ジオラマブックスは2013年にユースカのリリースイベントを数々のバンド・アーティストと共に開催するなど、漫画にとどまらず面白い活動をしている漫画レーベルだと思います。余談ながらスカートもすごくいいです。邦楽好きで未聴の方はぜひ聴いてみてください。

そして完全に蛇足ですが、2013年はBlood OrangeなどなどR&Bがインディ界隈を賑わせました。2014年はパンクの波が来ると密かに目論んでいます。古いパンクからちゃんと聴きたい。ところで最近Maximum Joyが好きです。ファンカラティーナの要素が皆無ってわけでもない。ざっくりしてるな、ファンカラティーナ。

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