2016年8月17日水曜日

otonaru Vol.5


本イベントは予定枚数に達したため、受付を終了させて頂きます!

tenonaruでotonaruを開催します!

otonaruでは毎回違ったゲストの方に、あるテーマに沿った選曲をして頂きます。それらの曲について実際の音源を聴きながら話をして頂く企画で、ライブ・DJイベントとは一線を画した企画です。音楽をより深く楽しく知るためのきっかけになればいいなと思っています。

今回はゲストに松田"CHABE"岳二さんをお招きします!kit galleryの主宰をはじめ、奇跡のバンドLEARNERS、DJにトラックメイキングなど幅広く活躍されているCHABEさんと、「時間が止まったように感じる音楽」について話します。新しい音楽との出会いが、きっとあるはずです。

tenonaruは店舗が非常に狭いため予約制とさせて頂きます。tenonaru at gmail.comまでメールにてお申し込みください。

※当日キャンセルはご遠慮ください。
※ライブは予定していませんので、ご留意ください。

otonaru Vol.5 「時間が止まったように感じる音楽」

2016.9.4(日)
17:00(start)
1,000円(予約制、当日お支払いください)
at tenonaru(東京 梅ケ丘)

guest
松田"CHABE"岳二

2016年7月11日月曜日

「緊急!柴田聡子会議」

本イベントは予定枚数に達したため、受付を終了させて頂きます!

「緊急!柴田聡子会議」

久しぶりにイベントのご案内です。
今回は6月に自身初の詩集「さばーく」を刊行された、柴田聡子さんをゲストに迎えます。
詩集を刊行するにあたり、どんな気持ちで作ったのか、さらにふだん歌詞を作るときの話などをインタビュー形式でお話しいただきます。
また「柴田聡子を作った10冊」と題し、柴田さんの好きな本、影響を受けた本のお話もしていただきます。(ライブはありませんのでご了承ください)
当日は柴田さんに選んでいただいた本の販売もする予定です。
もちろん詩集の販売もいたします。

夏の夕暮れ、ビール片手にゆるりとお話ししましょう。
tenonaruは店舗が非常に狭いため予約制とさせていただきます。
予約はこちら( tenonaru@gmail.com )まで。

2016.7/17(日)17:00〜19:00
at tenonaru ( tenonaru.com
¥1,000(予約制、当日お支払いください)
guest 柴田聡子

※当日キャンセルはご遠慮ください。
※ライブはありませんのでご了承ください。

2016年2月7日日曜日



本イベントは予定枚数に達したため、受付を終了させて頂きます!


tenonaruでotonaruを開催します!

otonaruでは毎回違ったゲストの方に、あるテーマに沿った選曲をして頂きます。それらの曲について実際の音源を聴きながら話をして頂く企画で、ライブ・DJイベントとは一線を画した企画です。音楽をより深く楽しく知るためのきっかけになればいいなと思っています。

久々のotonaruとなる4回目のゲストは、やけのはらさんをお招きします!DJやトラックメイカー、ラッパーとして幅広く活動されているやけのはらさんと、歌詞について話します。新しい音楽との出会いが、きっとあるはずです。

tenonaruは店舗が非常に狭いため予約制とさせて頂きます。こちら(tenonaru at gmail.com)までメールにてお申し込みください。

※当日キャンセルはご遠慮ください。
※ライブは予定していませんので、ご留意ください。

otonaru Vol.4 「私が歌詞について思うこと」

2016.3.6(日)
18:00(start)
1,000円(予約制、当日お支払いください)
at tenonaru(東京 梅ケ丘)

guest
やけのはら

2015年9月18日金曜日

足袋づくり教室





tenonaruで足袋づくり教室を開催します!
好きな生地を持ち寄り、オリジナル足袋がつくれるワークショップです。自分サイズの足袋が好きな生地でつくれるチャンスは数少ないと思いますし、何よりこんなにポップな足袋がつくれるなんてワクワクします。
ご興味ある方、ぜひご参加ください。定員6名なので、お早めに!
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<足袋づくり教室・詳細>
お好きな生地をお持ちいただいて 世界でひとつだけのオリジナル足袋を作ります。 足の形が既製の足袋だと合わないかた、 自分サイズの足袋が作れます。型紙も修正いたしますので お家でも自分サイズが作れますよ~^^
今回は出張開催ですので デザインは、ボタン仕様のみとなります。 メンズ・レディース、どちらのサイズもOKです。
*開催日: 10月17日(土)  13時または14時〜19時頃まで
*講習料: 1日¥4200(型紙・作り方つき) (※お支払いは当日で構いませんが、キャンセルはご遠慮ください)
*持ち物:
・コットン布: 表地&裏地は手ぬぐいサイズを各1枚、          底布用はデニムなど厚手のものを両足底分
※着なくなったシャツやジーンズでもOKです^^ 表地と裏地は違う生地(柄)のものをご用意ください。 (パーツが多いので同じ生地で表、裏を取ると判らなくなりがちなので)
・直径1.5cmぐらいのボタン6個
※出来た足袋の試着をしますので、パンティストッキングなど脱げない靴下は×です。 必ず脱げる靴下、ストッキングなどでおいでください。
裁縫道具はあればお持ちください。なくても大丈夫です。
*会場: tenonaru
東京都世田谷区梅丘1丁目9−12 (小田急線 梅が丘駅徒歩5分)
*定員:6名
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※お申込、お問い合わせ先
下記いずれかのメールアドレスまで、以下の事項を記載のうえご連絡ください。
1. お名前
2. 当日のお電話番号
3. ご希望の開始時間(13時開始、または14時開始)
4. 足のサイズ(メンズまたはレディース)
tenonaru@gmail.com
joe@goo.jp
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今までの足袋づくり教室のもようはこちら
FBアルバムもあります^^ 足袋づくり教室@ワモノヤトウキョウジョウ

2015年7月21日火曜日

24 Hours(a girl side)



 まだ早朝なのに、滝のように汗をかいた。給食の仕込みもひと段落して、そろそろ冷たいお茶が飲みたいなと思いながら熱いお茶を飲んでいたら、登校してきた子供たちの声がセミの声と共に聞こえてきた。今日も暑い一日になりそうだ。

 アーモンドは自分がつくった給食を子供達と一緒に食べたあと、午後の休みのことを考えながら深呼吸のようなため息をついた。普段は後片付けをしたり来週の献立を考えたりもするのだが、今日は大切な予定のため半年も前から休みにしていたのだった。しかしその予定が実現することはなくなり、アーモンドはそのことでひどく傷ついていた。極力思い出さないようにしていたはずなのに、やはり今日はどうしても思い出してしまう。心の中で舌打ちしてから1時間くらい昼寝もしてみたが、どうにも忘れられない。「辛い記憶は忘れるように人間の脳はできているのよ」と誰かが言っていた気もするけれど、それもどうやら今回は当てはまらないらしい。とはいえ、こんな気持ちのまませっかくの休みを過ごすのはあまりにも悔しい。少し歩こうと思い 、学校を出るとそのまま当てもなく歩き始めた。

 歩き始めるとすぐ、今日起きるはずだったことを考えた。忘れられるはずもなかったが、ある程度は思い出に変わっていることにも気がついた。歩いている間は何かを考えるか何も考えないかしかできない。そんな時間がアーモンドは好きだった。

 ヒイラギがいるイギリスは今ごろ朝だし、嫌がらせに電話でもしてやろうか。あいつは今日のことを覚えているのかな。何年かぶりに携帯電話の液晶画面に浮かんだ番号には、まだ見覚えが残っていた。迷う余地を自分に与えず発信ボタンを押してみる。着信音は鳴ったものの、ヒイラギは電話に出なかった。アーモンドはヒイラギが電話に出なかったことに少し安心したが、気がつくとTシャツの色が変わるくらい背中に汗をかいていた。

 ビールと共にコンビニから出ると、外の空気が少し変わってきていることに気がついた。全てが青い空気に染められる、昼と夜の境目だ。このままどこまででも行ける。そう思った矢先に見覚えのある道にたどり着いた。3ヶ月前に引っ越してきた部屋の近所まで戻ってきたのだった。どこをどう歩いて戻ってきたのか、よく思い出せない。

 帰宅して着替えるとすぐ、アーモンドはよく冷えた白ワインを冷蔵庫から出し、あり合わせのチーズと共にグラスで立て続けに2杯飲んだ。3杯目のグラスを片手にペペロンチーノを作り、4杯目のグラスと共にそのペペロンチーノを残さず食べた。日課である腕立て伏せをして熱いシャワーを浴びると、23時になっていた。

 そういえば、今夜は近所のクラブ「クロム」で友人のルドが暑気払いを企画していたはずだ。確か23時からだったけれど朝までやっているし、まだ行かなくてもいいだろう。ルドや友人には会いたいけど、会いたくないひとも何人か来ている可能性もあるし、何より人が多すぎて疲れそうで少しめんどくさい。もう少し本音が話せる自分と時間帯になってから遊びにいこう。行けなくてもそれはそれでしょうがないし。そんなことをぼんやり考えていると、もう午前2時になっていた。そろそろクロムに向かおうと外に出ると、昼間とはうって変わって心地いい夜風が、日焼けしたばかりの肌を優しく包んでくれた。

 ビールを片手に、わざと少し遠回りしてクロムに到着すると予想通りの満員御礼だった。ルドはアーモンドを見つけるなり「かんぱぁ~い!」とご機嫌な様子でグラスを運んできてくれた。グラスを干したアーモンドが周りを見渡すと、半分くらいの顔見知りに混ざって、久しぶりに会う友人の顔もちらほらと見つけられた。久々の友人のおかげで最初は話が弾んだが、1時間もすると人の多さにうんざりしたアーモンドは、そそくさと会場を後にしようと出口に向かっていった。いつ来ていつ帰ってもいいのが、夜遊びの一番いいところだ。帰り際にルドが「来週あたりにいつもの「ボン」で打ち上げやるから、よかったらおいでよ。こんなに人数いないから、ゆっくり飲めるし」と言ってくれた。ルドの洞察力にはいつも感心しきりだ。久々のボンも悪くない。


 午後3時過ぎくらいに帰宅してシャワーを浴びたあと、ふと気が付くとアーモンドはベッドの上に横たわっていた。窓の外からは今日も「それでは最後の曲です、聴いてください。Stars!」というお決まりのMCが聞こえてくる。明日も晴れたら、布団を干そう。

2015年7月20日月曜日

24 Hours(a boy side)


 いつもより少し頭が重い。ここはどこだっけ。そうだ、暑気払いの宴席を催した「クロム」だ。 昔は毎週末のように朝まで遊び倒したキキョウにも年齢の波が忍び寄り、最近はところ構わず倒れるように眠ってしまうことが増えた。明け方に自らの酒臭い息で目を覚ますと、ここが平和な日本でよかったと少しだけ感謝した。締めの挨拶はちゃんとできたんだっけ。楽しかったからまあいいか。

 クロムにはこの街では珍しいボウモアが置いてあり、キキョウはバニラアイスにボウモアをかけて食べるのが好きだった。 お土産にしてもらったボウモア・バニラを片手にクロムを出ると、真夏の朝日が全身を貫いた。朝日に照らされて薄れた携帯電話の液晶画面を見ると、まだ5時30分だ。キキョウは既に溶けはじめたボウモア・バニラをすすりながら、車道の中央線を平均台のように歩き始めた。

 帰宅するなり、各局が競って賑やかしている朝の情報番組をラジオ代わりにして熱いシャワーを浴び、コーヒーとパンを流し込んだ。NHKの連続テレビ小説を見終えるまでがキキョウの日課だ。どんなに酒を飲んでも、この日課を欠かしたことはない。しかし今朝は飲みすぎたせいか連続テレビ小説の途中で眠りに落ちてしまい、気付くと部屋に差し込む陽の光はオレンジ色になっていた。ちょっと寝すぎたかなと思いながらテレビのチャンネルを変えていくと、昔人気だったドラマが再放送されていた。確かマウンテン・ガールズとかいうタイトルだったはずだ。この時間帯によくある何話分かをまとめた再放送で、観るともなく見ているとあっという間に外は暗くなっていた。こうなったら今日はテレビを観ようと、バラエティ番組をあちこちザッピングしてみる。バラエティは何も考えなくていいのがいい。休日の夜にまでクイズ番組や心理戦でアタマを使うやつの気が知れないと、キキョウはいつも思うのだった。

  23時を過ぎてテレビにも飽きたころ、殆ど無意識にトレーニングウェアに着替え、スニーカーを履いて外に出た。朝の日課がコーヒーと連続テレビ小説なら、夜の日課はランニングだ。たっぷり2時間ほど近所を走ってアタマとカラダをからっぽにする。甘くて優しい熱帯夜の湿った空気がキキョウは好きだった。

 汗だくで帰宅するとそのままシャワーを浴び、 音を消したテレビ独特の気配を感じながらバドワイザーを飲んでいると、1通のメールが届いた。クロムでの暑気払いを共に企画した友人のルドからだ。「昨日は今朝まで楽しかったね。来週「ボン」で打ち上げやるからよろしく」と書いてあった。ボンはかねがね行ってみたかった飲み屋だ。「オッケー」と返事を出した。確か漬け物が絶品との噂だったはずだ。

 ふと時計を見ると午前2時になっていた。日中に寝すぎたせいか、全く眠くない。音のないテレビを消すと、部屋は全くの無音に包まれた。少しずつ今日と明日の境目に差し掛かってきている。ここ最近は少し無茶をして酒を飲んだせいか、胃の辺りが少し痛い。自分が荒れる理由をキキョウは知っていたが、この時間まで知らんぷりをしてきた。 バカみたいなことは午前3時に振り返って、向き合って、投げ出すのがいい。何年か前に止まってしまった時を動かしてくれるような誰かを、キキョウはずっと探していた。誰でもいいから自分を壊してほしいと、バカみたいに考えていた。

 明日の気配が濃くなった午前4時、冷蔵庫からギネスビールを持ってきて飲みはじめた。何年か前にボタンヅルのホームパーティに遊びに行ったとき「朝ご飯代わりに」と言って出してくれたギネスビールがやたら美味しくて、それからこの時間に飲むギネスビールが好きになった。ご飯をゆっくり噛むようにギネスビールを飲み干した午前5時、子守唄の代わりに曽我部恵一の「Stars」をかける。最近は毎日この時間にこの曲を聴いている。「見てよ 夜が明けるこの瞬間 空の なんて色」という歌詞を午前5時に重ねたい一心でパーティを企画したこともあった。来週のボンには、また青い靴を履いていこう。

2015年6月8日月曜日

tenonaru 2nd anniversary.



東京も梅雨入りですね。tenonaruは来たる6月30日に2周年を迎えます。みなさまへの感謝の気持ちをぎゅうぎゅうに込めて、楽しい企画をしました。tenonaruらしい粗品も準備を進めています。
6月28日(日)13:00〜20:00頃まで梅ヶ丘tenonaruにて。いつお越し頂いても楽しめる企画なので、お好きな時間にお越し頂けたら嬉しいです。乾杯しましょう。