2015年3月29日日曜日

ZINE EXHIBITION.を通して思ったことなど



まだ初日しか終わってないし、そもそも明確な会期は設けてないZINE EXHIBITION.ですが、企画してとても良かったなと思いました。ツイッターで流れちゃうのも勿体ないので、少しここに書き留めておきます。

この企画の特徴は、クリエイティブ系と非クリエイティブ系の両方の方々にZINEを作ってもらう点にあります。でも「クリエイティブ系」というカテゴリーも、そういうお仕事や課外活動をしているだけで、「非クリエイティブ系」 の方々が実際にクリエイティブなことができないかというと、決してそうではないわけで。今回も非クリエイティブ(って書くとどうしてもネガティブな印象になっちゃうのですが、この企画の趣旨としてポジティブな印象と捉えてほしい)な方々のZINEもとても丁寧で熱くてグッときました。上の写真を見て頂いても、どれがクリエイティブ系の方のZINEなのか分からないと思います。

とはいえ実際のところ、非クリエイティブの方々に声をかけて「ZINE作ってみない?」ってお誘いするのって、店としてはリスクがあるかもしれなくて。やはりお誘いした以上は責任を持って販売したいですが、残念ながら販売できないクオリティのZINEができあがってしまう可能性があること。非クリエイティブな方々は世間一般で有名人ではないので、手に取ってもらう機会が極めて限られること。 だから非クリエイティブで面白い方々を知ってても、普通はなかなかお誘いできないんじゃないか。そしてこれはtenonaruの強みになるんじゃないか。そう考えました。

昨日のYosuke Tsuchidaによるトークショーも、彼の機転とその場の雰囲気で作者の方々から一言ずつもらう感じになったけれど、みんなちゃんと熱い想い があるんだなって。そういうのをもっと出していったら面白くなるし、tenonaruがそのきっかけになったら、それはとても嬉しいことだなって。

締切があるから形にできるってこともあるだろうし、今後もこの企画やろうと思います。
そうそう、トークショーの前後で作者の方々がZINEを交換してるの見て、何だか色々飛び越えててすごくいいなと感動しました。We Are The Worldをひと晩で録音したアメリカのスーパースター達が、明け方にお互いのサインを交換してる、みたいな感じ。

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